1月19日(土)小菅村中央公民館にて、小菅つくる座の第3回技術講習会「CNCルーターで椅子を作ろう!」を開催しました。村内の方はもちろん村外の方にもご参加いただいた、有意義な講習会となりました。
CNCルーターでできること
CNCルーターは、パソコンで作成したデータを元に、木材など素材を切り抜いたり掘ったりすることのできる機械です。昨年、小菅つくる座に導入されました。
はじめにスライドで機械の特性や、使用に適した材料などを紹介しながら、CNCルーターでどのようなことができるのかを確認しました。様々な作品例を見ながら、それぞれが自分なりにイメージを固めていきます。
実際に機械を動かして切削してみる
機械の仕組みや構造、設定の仕方などを見学し、参加者のアイデアを盛り込んだ子供用椅子の図案を、実際にCNCルーターで切削しました。
ルーターが板を切り出し、最後はカッターでパーツを切り離します。
切削したパーツを研磨し、組み立てる
切削したパーツはそのままだと怪我をする恐れがあるので、組み立てる前にヤスリで周囲を整えます。作品の仕上がりを左右する重要な工程で、真剣そのものでした。
ゴムハンマーでパーツを組み立てます。
完成した作品がこちらです。
参加者が実際に座ってみました。
完成作品について意見交換をしながら、和気藹々と終了しました。
普段あまりIllustratorを使用しない方も今回Illustratorに挑戦してくださったので、今後の制作にも活かしていただけたら幸いです。
CNCルーターの登場で、小菅つくる座はますます盛り上がっていきます。