11月17日、講師に益山詠夢さん、大庭広明さんをお招きし、小菅村中央公民館三階と一階の”小菅つくる座”においてillustratorとレーザー加工機の技術講習会を行いました。村内からはつくる座の和田、酒井を含め六名が参加。短時間ではありましたが充実した講習となりました。
講師による実演
大庭さんによるデモンストレーション。
はじめにillustratorでのデータの作成からレーザー加工機での加工まで実演が行われました。レーザー加工機の特性や運用上の注意点などをレクチャーしていただ後、実際のデータの作成と、レーザーによるベニヤ板への彫刻と切断であっという間にオリジナルのクリップボードが出来上がりました。
illustrator講座
続いて、益山さんによるillustratorの講義。
講師があらかじめ用意したデータを参考に、参加者がそれぞれのパソコンを使い、illustratorの基本から学びました。基本操作からオリジナルクリップボードのデザインを作るところまで丁寧に教えていただきました。
参加者の進行具合にあわせて個別にレクチャーしていただき、全員のオリジナルデザインが出来上がりました。
レーザー加工機実習
大庭さん指導の下、データを加工機用に調整して、いよいよレーザー加工機でベニヤ板に彫刻を施し、クリップボードの形を切り出していきます。加工が終わった参加者から組み立てを行ってオリジナルクリップボードが完成しました。
今回の技術講習では基本的なillustratorの操作から、レーザー加工機の使い方の講習。その後、参加者それぞれの実習と四時間程度の短い時間のなかで密度の濃いものとなりました。初心者も参加するなか、講義の内容も分かりやすく丁寧で、人数も少数であったため個別に対応していただけたこともあり、参加者には満足度の高い講習会となりました。小菅つくる座としても、これからのソフト、ハードのレクチャーなど運営面において参考にする部分が多くあり有益な講習会となりました。